Amazon KDP A+コンテンツ完全ガイド:クリックを購入につなげる方法

Bookstudioチーム7分で読めます

適切なキーワードや広告でAmazonの商品ページにアクセスを集めても、それはまだ道半ばです。訪問者の95 %が購入せずに離脱するなら、広告に投じた費用も、検索対策を磨くために費やした時間も無駄になってしまいます。

何百もの競合作品を前に迷っている読者を説得するには、Amazonの商品説明に文章を載せるだけでは不十分です。そこで役立つのがA+コンテンツ(A+ Content)。Amazon KDPが提供する、アクセスを売上につなげるための強力なビジュアルツールです。

1. A+コンテンツとは?

A+コンテンツは、Amazonの書籍商品ページにある「出版社より」(From the Publisher)に表示される、画像などを使った充実した紹介セクションです。

通常の商品説明はテキストのみですが、A+コンテンツでは高解像度の画像バナー、テーマ別の紹介、画像で見せる抜粋、比較表、読みやすく整えた文字組みなどを取り入れられます。

当初は大手ブランドや従来型の出版社向けだったこの機能も、現在はKDPでセルフ出版するすべての著者が無料で利用できます。それでも、多くの個人著者は使っていないか、十分に活用できていません。

2. A+コンテンツで売上が伸びる理由

Amazonによると、A+コンテンツを追加した商品ページでは、売上が平均で3 %から10 %伸びる可能性があります。セルフ出版の著者にとって、具体的には次のようなメリットがあります。

スマートフォンで差がつく

書籍の購入の多くはAmazonのモバイルアプリで行われます。小さな画面で長い紹介文を展開して読む人は多くありません。一方、スクロール中に目に入る画像バナーなら、文章の塊よりも素早く読者の注意を引けます。

不安を解消する「出版社品質」の見せ方

一般の読者はセルフ出版に慎重です。雑なレイアウト、誤字だらけの文章、低い印刷品質を心配しています。プロの仕上がりのA+コンテンツがあれば、大手出版社の本のような信頼感と安心感をすぐに伝えられます。

中身を見せる:紙の本では特に重要

実用書、児童書、ノート、料理本、漫画は、中身を見ずには買いにくいものです。A+コンテンツで誌面の一部や図解、本文ページを公開すれば、購入をためらう最後の理由を取り除けます。

ほかの作品も知ってもらえる

比較表モジュールを使うと、シリーズの別巻やほかの著書も紹介できます。1冊を目当てに訪れた読者が作品世界全体に興味を持ち、シリーズをまとめて購入してくれる可能性もあります。

3. ジャンル別:A+コンテンツに何を載せる?

載せるべき内容は、本の種類によって大きく変わります。

小説の場合:恋愛、スリラー、ファンタジーなど

  • 物語の定番モチーフや雰囲気を伝える:敵同士から恋人へ、心理的な緊張感、古代の予言など、物語の核を没入感のある画像で表現します。
  • 心に残るセリフを見せる:小説の印象的なセリフを1つか2つ選び、洗練されたバナーで際立たせます。
  • 主要人物を紹介する:主人公たちのプロフィールや性格を紹介し、最初のページを開く前から愛着を育てます。

実用書の場合:ビジネス、自己啓発、健康など

  • 具体的なメリットを3〜5つ示す:読後に何ができるようになるのか、どんな悩みを解決できるのかを伝えます。
  • メソッドを紹介する:図解やプログラムの手順の概要を見せます。
  • 著者の信頼性を伝える:プロらしい著者写真と、その分野の専門性を伝える短い紹介文を載せます。

イラスト入りの本やノートの場合:児童書、ワークブック、記録帳など

  • 使用場面が伝わる中身の写真:机の上で開いた本や、読者が手に持っている様子を見せます。
  • 仕様の紹介:紙質、判型、練習問題や章の数を伝えます。

4. 手作業での作成が大変な理由

Canvaのような汎用デザインツールを使ってA+コンテンツを自作する場合、いくつかの難しさがあります。

  • 画像サイズが厳密に決まっている:A+の各モジュールには、ピクセル単位で指定された画像サイズがあります。大型バナーは970 x 600 px、一部のモジュールは300 x 300 pxなどです。サイズが合わない画像は、スマートフォンで切れたり、ぼやけたりします。
  • 審査ルールが厳しい:AmazonのA+コンテンツには厳格なガイドラインがあります。価格、キャンペーン、外部リンク、配送日数、あるいは「ベストセラー1位」のような表現を入れると、コンテンツは却下されます。
  • 時間がかかる:ビジュアルの方向性を考え、キャッチコピーを書き、モジュールを組み合わせるだけで、1冊につき数時間かかることも珍しくありません。

5. BookstudioのA+ジェネレーター:数分で素材一式を準備

著者がデザインツールに何日も費やさずに済むよう、BookstudioにはAmazon KDP向けのA+ジェネレーターが搭載されています。白紙から作り始める代わりに、次のようなサポートを受けられます。

  • 本の分析:ASINまたはあらすじをもとに、BookstudioのAIが作品のセールスポイントを見つけます。小説なら筋書きの魅力や定番モチーフ、ノンフィクションなら読者が得られる具体的なメリットを抽出します。
  • 本に合わせた文章と画像:キャッチコピー、訴求文、その本のために生成した4点の画像をまとめて受け取れます。
  • 統一感のあるデザイン:推奨フォントとカラーパレットで、各モジュールを調和の取れた見た目に整えられます。
  • Amazonのルールを意識した文章:価格、キャンペーン、最上級表現などの禁止される表現を避け、審査で却下されるリスクを抑えます。
  • すぐに使える:画像をダウンロードし、文章をコピーして、KDPアカウントのA+コンテンツマネージャーに追加するだけです。

まとめ

Amazonのように競争の激しい市場では、簡素な表紙とテキストだけの商品説明で本を出版するだけでは不十分です。A+コンテンツは、単に見栄えを良くするためのものではありません。読者の注意を引き、安心感を与え、商品ページへの訪問をより確実に成果につなげるための訴求手段です。

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